ボランティア活動

老人ホームでのボランティアについて

学生の時の話ですが、ボランティアを行うサークルに所属していました。その時に行ったボランティアで特に印象に残っているのが、老人ホームなどの高齢者の施設にお邪魔した時のことです。

 

老人ホームで主にしていたことは、お年寄りの話し相手になることと、歌をうたったり楽器を演奏したりなどの出し物を行い、一緒に楽しむことでした。

 

まず話し相手になることについて。
学生の私にとってお年寄りは目上の方なので、敬語を使って相手を敬いながら話すことを心がけていました。しかし一緒にボランティアに参加していた人の中には、敬語を使わずにくだけた口調で話をする人もいました。それを見て何だかお年寄りとの距離が近く感じ、うらやましく思ったことを覚えています。敬語を使うことでお年寄りとの距離がなかなか近付かないのではないかと悩んだこともありましたが、何回か回数を重ねるごとに少しずつ仲良くなることができ、言葉づかいの問題ではなかったのだと感じました。

 

もちろん普通に会話ができる方ばかりではありません。同じことを何度も言う方、私のことを孫や娘と思い込み話す方、全く話せない方など、いろいろな方がいます。けれども、どんな方とも分け隔てなく笑顔で接し、否定をせずに言葉をかけることが大切なのではないかと思います。また手を握って話をすると、例え会話が成り立たなくても心の距離が近くなる感じがしました。

 

次に出し物を行うことについて。
とにかく見ている方にも一緒に楽しんでもらえるように考えてプログラムを組んでいました。
まず、お年寄りの方にも親しみのある歌は必ず毎回歌いました。昔の歌や童謡などです。知っている曲だと、一緒に歌えたりリズムをとることができ、とても喜んでもらえます。

 

次に、親しみはないかもしれないけれども、見ているだけで楽しくなるようなことを行いました。踊りながらうたったり、楽器を演奏したりなどです。楽器に関しては、できる方には簡単な楽器を配り一所に演奏したりもしました。
出し物を行うことで、お年寄りの方たちが楽しそうにしていたり笑顔を見せてくれたりすることが本当に嬉しかったことをよく覚えています。

 

お年寄りの方に「あなた達が来てくれることが一番の楽しみよ。」と言っていただいたり、昔の話を聞かせていただいたりし、ボランティアをしている私のほうが、元気をもらったり勉強させてもらっていたのではないかと思います。